kmats' blog

雑談を書きます。

TypeScriptのお供としてVisual Studio Codeが意外と良さそう

最近のAndroid界隈ではReact NativeとFlutterの話題が盛り上がってきているので、乗り遅れてはいかんと思い少しづつ調べ始めている。

で、React Nativeは良さそうだけどJSは個人的になー、FlutterはDartに型があるのは良いんだけど独自UIがMaterial DesignでiOSアプリに適用するのはどうなんだろうなー、とか色々考えていたら、React NativeでTypeScript使えばいいじゃん、という啓示をSlackでいただいた。なるほど。

じゃあ今度はTypeScriptを何で書くか?というのを調べていて、IntelliJ IDEAかWebStormかVisual Studio Code (以下VS Code)か、というところまで絞った。
IntelliJ IDEAやWebStormを選ぶ一番の利点は、やっぱりIntelliJだということ。Android Studioで散々使って一番慣れてるし。
一方でVS CodeはTypeScriptの生みの親であるMSが作ってる分、最新のTypeScriptのシンタックスにもちゃんと対応している(らしい)こと。IntelliJだと上手く動かないことが時折あったりするらしい。

そもそもIntelliJとVS CodeじゃIDEとエディタなんだから比較のしようがないじゃんと思いつつも、同じ環境に固執するのも良くないしなと思い直し、VS CodeでTypeScriptをちょこちょこ書いてみた。

すると、意外とVS Codeがよく出来てて、TypeScript書くならこれで良いんじゃないか?という気がしてきた。

まずIDE的な機能が色々あったのが意外。デバッグコンソールやターミナル、発生した問題一覧を表示するウインドウがあるし、クラス・メソッド・変数・インタフェース・etcの参照先や実装先を参照できたりする。 https://code.visualstudio.com/docs/languages/typescript#_references-codelens

細かい所も結構よくできてる。例えばVS Codeの設定を変更したい時。
デフォルトの設定ファイル(左ペイン)が直接編集できなくなってて、ペンアイコンを押してtrue/falseを選択すると自動的に右ペインにユーザー設定ファイルが表示されて項目が追加される。

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そんな感じでVS Codeに良い意味で裏切られたので、今のところはTypeScript書くならVS Codeかな、という気持ち。開発環境を気に入るとコードを書くのも楽しくなるもので、React NativeをTypeScriptで書くのもちょっと楽しみになってきた。